空気の話

 ここでいう空気とは酸素と窒素の混合体である大気のことではない。KYという言葉がある。
「空気が読めない」ということの造語だ。たぶん小学生には空気は読めない。
だけどお母さんがイライラして機嫌が悪そうなときは、子供でも、ネコでも分かる。近づかない。

 空気といった場合、多くの場合はこの怒りや不機嫌状態から発せられるエネルギーを言って
おり不用心に近づくと攻撃されそうな脅威を感じる状態をいう。機嫌のいい時の空気は
もちろんあるがあまり問題にされることはない。

 さて、某役所の某部署では他の部署とは違う空気があるのを感じた。その部署の職員は
常にピリピリしており、気遣いや気の配リ方が尋常ではない。誰に?その対象は・・議員さん
である。沢山の票を獲得して当選した議員さん。難しい公務員試験を突破した秀才の職員
さんどっちが優れているのか?比較のしようがない。ですが、その空気からすれば、議員さ
んの一声が、部署の空気をピンと張りつめたものにしていることは想像に難くない。
 地方都市でこうだから、霞が関とか永田町では呼吸できないほど濃厚な空気が漂っている
ことは想像に難くない。小生のような小心者ならすぐに窒息だ。先ほどの比較できないはずの
優劣を各人心の中で折り合いをつけている。漢字を読み間違えたら「ほらね」という鬱屈した
優越感を感じ、日ごろの重い空気を少し払いのけたつもりでいたりするのかもしれない。

 韓国では相変わらず反日だ。これはほとんど国土全体を覆う空気となっている。したがって
少しでも日本に親近感を感じることを言葉にしようものなら、周りからボロクソに攻撃される。
ネットも炎上する。将来のある若い俳優や歌手をネット中傷で自殺させてしまう国なのかと思
うと胸が痛い。こんな状態だから、大統領も国連事務総長も空気どおりの発言をするしかない。
 この反日という空気、小生のあくまでも憶測ですがすでに韓国の上から下からマスコミまで
「北」と「中」によって見事なまで完璧に工作され、実にきれいに型にぴったりとはまって
しまったのではないか。事実関係のウラはとっていない、あくまでも私的な無責任な憶測であ
ることをご容赦願いたい。もし憶測通りだとすれば、将来的には北による朝鮮統一、中国に
よる柵法体制、李氏朝鮮時代に逆戻り。つまり金王朝?考えただけでもぞっとする。


 冗談妄想はさておき、空気は空気、「で、それが何か?」と切り替えす度胸もまた必要、
だって空気は空気 直接攻撃してくるわけではない。