道理のとおらないこと、すなわち理不尽

 最近の事件では、各国のテロをはじめとして、何もしていない善良な
人たちが悲惨な事件に巻き込まれてしまう。事件を起こした人間は自爆
したりして、この怒りを、この責任をどこにぶつけたらいいのかわから
ない。もう少し小さく見れば、ストーカー事件もある。ニュースを見れ
ば被害について警察に何度か相談していた。警察はストーカー本人に注
意をした。
 しかし少し時間が経ったら。結局悲惨な結果になった。犯人は逮捕さ
れた。
 裁判で有罪、何年か後に出所。これで納得がいく被害者家族がいるだ
ろうか?

 これを言ったら叱られるかもしれないが、身内に言っていることがあ
る。「警察は、人が死ななきゃ動かない。」ストーカー事件を見せつけ
られるたびにそう思う。だから、そのような被害にあわないよう自己防
衛せざるを得ない。

 さらに、細かいレベルになると人生相談では、不倫しただの、亭主が
働かず、ギャンブルで借金して離婚しただのの話が蔓延している。
 相談者の奥さんが聞く「離婚したら慰謝料はとれるでしょうか?」
担当の弁護士の答えは決まってこうだ、「世間の相場に相当する養育
費や慰謝料は請求できますが、相手方に財産とか収入がない場合は実際
には取れません。」これを理不尽と言わずなんという。

 現実の世の中は理不尽が大手を振って歩いているといっても過言では
ない。
 
 島でもない所を埋め立て、我が領土する。国際裁判所で否決されて
も「そんなことは知ったこったゃねえ。」カエルの面に何とやら。
 そんな判決は紙くずだ。無視!無視!
いままでもこの調子、これからもこの調子でやらせていただきます。
なんか文句ある?「話し合い?応じますよ、ただし、その話でこちらの
方針が変わることはありませんが、で・・何か・・?」

 この理不尽に対抗するためには、自己防衛しかないでしょう。現在の
自衛隊の運用法律は被害が出たら、防衛のために最低限の反撃が許され
ているのだそうだ。つまり

    「自衛隊、誰か死ななきゃ動けない。」

 つまり、この運用法律そのものが理不尽じゃないか?

 それでは、この理不尽にどう対応するのか、結局、相手の理不尽を
超える理不尽で対応するしかないのではないか。話をしない相手、約束
を平気で無視する相手、ルールも常識も通じない相手、これには結局
こちらに軍事力という後ろ盾を持って交渉するしかないのである。
 相手をねじ伏せるのではない。お互いにルールを守りましょうと交渉
したいのである。